世界で最初のイラスト入り教科書📘
Coucou🍄
わたしの住む地域では
しばらく30度を超える暑い日が
続きそうです。
みなさまお住まいの地域は
いかがですか？
ちなみに娘がお世話になっている街
緯度が少し高いからか
同じ北半球でもすでに16度。
過ごしやすそうでいいなぁ。。。
今日はその昔
恐らくセンセーショナルだっただろう本
ご紹介です。
コメニウスの世界図絵です。
こどもを対象にした世界で最初の絵本
と言われていて
オリジナルは1658年に刊行されています。
教科書の原型です📖
1658年の日本はというと
江戸時代、万治元年
尾形光琳の生まれた年。
この頃日本では
木版印刷が盛んだったようです。
江戸時代といえば元禄文化。
庶民の文化が花開いた時代。
「赤本や黄表紙」
歴史の時間に習いましたね。
出版文化が花開いたのも
印刷技術の進化のおかげ。
寺子屋で勉強できたので
日本はこの頃から
識字率が比較的高かったそうです。
琳派は世界に影響を与えましたよね。
さて
ではこの本が
どんな風にセンセーショナルだったか
というと
文字と絵の融合です。
わたしの本の中身をお見せしていいのか
分からなかったので
Wikipediaに載っている画像
リンクさせてもらいました。
このように絵に番号が振ってあり
それに対応するものが何かを
文字で説明しています。
今でいう百科事典のような感じです。
視聴覚教育の先駆け的存在だそう。
文字は知識人階級の使うもので
大衆は絵と分かれていた当時
2つのコミュニケーションのあり方を
1冊の本にまとめあげたコメニウス。
教育愛を感じます。
誰もに分かりやすいようにすることで
読み書きの学習効率を上げようという試み
今でもなお視覚的に学ぶのが
有効とされていますから
文字と絵を融合させた工夫は
教育界に大きな影響を
与えたのはいうまでもありません。
日本は識字率が
とっても高いので
日頃意識することも
ないかもしれませんが
世界を見回して見ると
実に7億人とも8億人とも言われる人が
文字の読み書きができないんだそうです。
教育を受ける機会に恵まれない事情は
学校がない
家族を手伝って働かないといけない
女性だから
紛争中など
さまざまです。
読むことができないと
正しい情報を手に入れることも
制限されてしまう訳で。。。
仕事も限られてしまったり
格差に繋がってしまうのも現実問題。
日本に住んでいると
公立の学校では
義務教育期間は教科書も配布され
無償で教育を受けることができる
幸せなことですよね。
勉強したくてもできない子が沢山いる中
勉強できるのにしたくない子がいる🤔
なんと贅沢な😤
世の中の縮図か🗺。。。
🕊...🕊...🕊...🕊...
2013年のマララさんの演説を
思い出しました。
16歳の女の子の力強い演説
心に深く深く刻まれています。
“本を手に取り、ペンを握りましょう。
それが私たちにとって
もっとも強力な武器なのです。
1人の子ども、1人の教師、1冊の本、そして1本のペン、
それで世界を変えられます。
教育こそがただ一つの解決策です。
エデュケーション・ファースト（教育を第一に）。”
コメニウスやマララさんの目指す
全ての人に平等な教育の機会を🖋
近い未来に実現しますように。
SDGsにも盛り込まれているから
何とかなるかなぁ。。。
いろいろと難しい世の中
祈ることしかできないわたし。
Be peaceful and love everyone🕊
未来が全てのこどもにとって
光り輝くものであって欲しいな。
みなさま
今日もありがとうございました❤️
今宵もステキなひとときになりますように。
Andy🐞
