子どもの第二言語習得について
Coucou🍄
朝晩涼しくなってきました
秋の風と虫の声
好きです
わが家はかつて子ども2人を抱えての
南米生活でした
その時に感じたことについて
今日は呟こうかなあって
思っています
当時
娘は小学校1年生
息子は1歳児
娘は日本人学校に4年生の途中まで
お世話になりました
母語でしっかり学習力をつけたほうが
いいと考えたからです
4年生というと
第二言語の習得でいうと臨界期
ここを過ぎると習得が難しくなると
言われています
ちょうど同級生が帰国するタイミングで
インターにきりかえました
理由は2つ
同級生の帰国が決まり
複式になるかもと言われるぐらい
クラスの人数が減ってしまうことと
学習や言語の面でも
日本語はもう心配ないだろうと判断したこと
多感な時期に切磋琢磨し合える
お友だちがあまりいないよりは
しばらく大変でも
お友だちがたくさんいて
色々経験できた方がいいかなと
インターに通い始めてからは
カルチャーショックの連続だったと
思います
彼女の柔軟性は
あの時の体験が
ベースになっているのでしょうね
はじめは
宿題も一緒にしていましたが
辞書を使う姿を見たことがありません
多分
文脈から理解している?!
ひょろひょろと風に揺れる柳のように
カルチャーショックを乗り越え
勉強面も問題なし
精神面でも大きく成長しました
いつだかの名言🤣
英語を日本語に訳そうだなんてナンセンス
なるほど
英語の時は英語で考えているんですね😆
スペイン語の学習も必須です
あちらで人気のアイドルが出演している
ドラマを見たり、人気の曲を歌ったりして
スペイン語を身近に感じられるように
していました
きりかえた時期がよかったこともあり
彼女は英語もスペイン語も
しっかり定着しました
日本の学校での学習も問題なし
漢字がちょっと弱いかもしれません。。。
今、英語圏の国に留学中ですが
ブラッシュアップ⤴️確実
抜かれちゃうな
息子はというと
1歳でしたので
絶賛ことばの学習中
日本語に触れる時間が少なくなってしまうので
ちょっと遅れてしまうかも?!と思い
たくさん絵本を持って行きました
こどもあるある
結局気に入った本ばかりめくっていたなぁ
3歳になった息子は
現地の幼稚園に入園しました
一番ビックリしたのは
登園初日に過去形から覚えて帰って来たこと
例えば
(オモチャが)落ちた!
みたいな感じです
こどもは大人のように
文法ガチガチな学び方なんてしませんから
当然なのですが
先生やお友だちの発話を聞いて
音と目の前の現象を
マッチングさせているに過ぎません
その数が増えていくと
自然と話せるようになっちゃう
あるいみ天才😆
お友だちと遊ぶのが大好きな子でしたので
遊ぶのに必要なことばの習得は
割と早かったと思います
すごいなぁと感心したのは
教えてもいないのに
人を見て言語を使い分けること
母であるわたしは日本人
いつも話しているのは日本語
わたしには日本語で
お友だちやお友だちのお母さん
わたしのスペイン語の先生とは
多分、日本人じゃないなと思う人にも
まだまだことばを覚えている段階ですが
こんな風に使い分けるんだなぁと
過去形同様ビックリしたものです
どちらかというと体を動かしたり
お友だちと関わるのが好きなタイプでした
なかなか読み聞かせを楽しんでくれず
絵だけみて
すぐにページをめくってしまうので
ことばの習得は大丈夫なものかと
心配したものです
ママに読んであげるね、と
逆読み聞かせをしてくれた娘とは
全くタイプが違いました🤣
そんなこんなで
苦労したのが平仮名です
幼稚園は当然abcなので
仮名より先にabcが書けるように
帰国が見えたタイミングで
日本人学校に入学することに
ちょうど1年生でした
入学してからの平仮名学習でしたので
当時の担任の先生には
大変お世話になりました
その時
平仮名の書き方を覚える際には
50音順に勉強するんじゃないことを
知りました
イヤだーと何度言われたことでしょう
大好きなキャラクターの
書いて消せるペン付き仮名練習本やら
水ペンやら
色々試しました😭
根気と笑いをうみ出す力
これが母には要求されますね🤣
今思えば
宿題で提示して頂いた順を
メモしておけば良かったなと
仕事のヒントになったかもしれません💦
みつごの魂100まで
息子は相変わらず楽しいことが好きで
好きなものへの集中力は半端ないわけですが
読書はあまり好みじゃないようで
絵本のページめくりを急いだ幼少期が
フラッシュバックするのは
言うまでもありません。。。
スペイン語については
残念ながら帰国後
一瞬で忘れた模様
でも他の教科に比べて
外国語の授業
さほど苦戦していないようなので
ひょっとしたら
免疫がついているのかもしれません
よく第二言語の習得は
生活言語である日常会話は2年ぐらい
学習言語に関しては少なくとも5年
なんて言われて氷山に例えられていますが
まるで海に沈んで見えない
母語での抽象的な思考力が
本当に大切だなと思います
外国語の学習言語能力を伸ばすのに
母語での考える力の重要性にスポットがあたり
ようやく教育現場でも
外国にルーツのある子どもたちへの
サポートをするための法律が
整いつつあるようです
彼らの将来に明るい光がさすように
日本でも元気で楽しく暮らしていけるように
それぞれが活躍できる場を
見つけることができるように
しっかりと社会がサポートして欲しいな
それには
エデュケーション・ファースト
これで各自が力つけないとね!
👇マララさんの演説ご興味ある方はご覧ください
子どもたちよ
わが子よ
たくましく歩むのだよ💪🏻
Andy🐞